太陽が乙女座に入りました
ギリシア神話に正義の女神と言われるアストラエアという女神がいました。黄金の時代と呼ばれていた時代、人間と神様は地上で共存していましが、調和の時代は急激な四季の変化によって人間の在り方を変えていきました。人間界は戦争が絶えず起こり、 醜い争いの場と化してしまった銀の時代、欲に駆られて悪事を繰り返す人間を見捨て多くの神々が天上界に去っていきました。そんな中、人間の可能性を信じて女神アストラエアは地上に残ります。人間達に根気強く正義を教えることで、 世界に調和と平和を取り戻そうと努力を続けようとしました。それでも人間達の争いはとどまるところを知らず、ますますひどくなっていくばかりでした。女神アストラエアも最後には人間界を見限って天上界に帰ることを選びます。天上界に戻ったその正義の女神が乙女座だという説があるようです。