2009/08/24
REVOKOあなたの太陽はどこにある?
イランのアーティスト、サラ
サラは東京、パリ、そしてなによりも彼女の母国、テヘラン~イランを行き来するアーティストです。イランの選挙とその後の経過について、毎日、いや数時間ごとに、知らせを送ってきてくれたのは、彼女です。彼女は、そうした市民として当然彼女がやるべきだと思った行動とは別に、アーティストとしても、この現実に簡単に屈しようとしてはいません。
悲観的なニュースが、イランに限らず、目に飛び込んできます。しかし、見方を変えると、それに対する行動と発言を止めない人々が目に入るでしょう。冷笑的に振る舞うのは、簡単。そうではなく、行動する人々、行動しようとする人々に僕もなりたいと思っています。
6月12日に行われたイラン大統領選挙の結果に抗議する人々が起こした平和的な運動であったにも拘らず多くの人が傷つき、命を落とし、逮捕されたというこの抗議活動の後も、人々は夜10時から11時の間、屋根の上で一斉に「Allah o Akbar」と唱えることによりプロテストを続けています
サラの新しい作品はこうした抗議運動と密接に結びついています。(写真は古いもの)
2009/08/23
The Rammellzee "Letter Racers"
The Rammellzee !Rude Enough,Zee!
2009/08/21
what's my fighting style?
The Specialsと過ごした夏休みに蘇った自分の中の
“original rude girl”というスタイル、、、
愛すべきmy sista and brother達との楽しいDance、
私の日常をカラフルに彩るそのインスピーレーションの数々は
砂漠の乾いた土を一気に潤す
スコールのようにキラキラキラキラと私の中に
確実に染み入っていって私のREVOKO魂に栄養を与えた。
世界のREVOKO達が輝かせる太陽の光の反射でできた
虹色のプリズム製のアーチの下を歩きながら、
REVOKO半人前の私は水鉄砲やデコピン、
バナナの皮というなんとも弱気な武器を片手に
なんとか自分なりに参戦しようとするのだが、
イマイチへっぴり腰で構えそのものがなっとらん。
それじゃあ、どれも的に当たらないじゃん!!
腹に力が入っとらんぞ!と活を入れる声が聞こえる。
とにかく一つ一つのREVOな出会いが大量のインスピレーションを運んでくるので、
虹のアーチの下をニコニコ歩きながらも、
そのインスピレーションの海で私は半ば溺れそうになっているというのが
このところの正直な感想である。
そもそも私がなんで世界のREVOKOを集めてみることに私なりの意味を見いだしたのか?
その大きなきっかけは10年前のある出会いにさかのぼる。
長年の夢だったアメリカ横断の旅を終え、
旅の最終地点だったSFから飛行機で一人NYへ降り立った私は
偶像破壊武装主義者と名乗る一人のアート・テロリストに出会った。
彼の名をThe Rammellzeeという。
一ヶ月のアメリカ横断の旅のひとつの目的は、
ネイティブインディアンの居住区を訪れるということだったが、
その時の体験もこれまたインスピレーションの応酬の連続で(汗)
Over Dose気味の脳みそをようやく抱きかかえ高層ビルの立ち並ぶ
大都会NYの町をフラフラと歩く私の目の前にいきなり現れたテロリストは、
まるで因縁をつけるかのように私にこう言った。。。
「太陽、風、大地、水の神々に出会い、
そこで闘った戦士達の足跡を辿り
今ここNYに行き着いたお前のFighting Styleはなんなんだ?」
「戦いの準備はできている筈だ。さあ武装する時がきた!」
「はい?ちょっと待ってあなたどちら様?」
さすがNY、変な輩が大勢いるもんだ、関わるのはやめておこう、、、
と一瞬思ったのだが、
実際の行動はそう言って立ち去ろうとする
その男の腕をガシリとつかんでいた。。。
「私のファイティング・スタイル?ちょっと待って、もうちょっと話させて」
それまでのほほんと生きてきた私のふやけた脳みそに
SURE SHOTが撃ち込められ、
ガーン!という大きなゴングが鳴り響いた。
「闘うって?私が?いえいえ闘うなんてめっそうもない」
と思っていた私は気がつけば、
その男のクライム・セクレタリー/犯罪秘書として
彼のアート・クライムに加担することになっていた。
彼との様々なやりとりの中でいつもつまづくのが男と女の闘い方の違いだった。
時には言い合いになる程そのスタイルの違いを私は主張したが、
ポイントはその違いを討論することではなく
自分のスタイルを見つけることだった。
私は男女平等を唱えるフェミニストでもないし、
REVOKOをやりたいのだって何も男を敵にまわして
仁義を切ってみたわけでもない。
ただ、長年続いてきた男性性優勢の力のぶつかり合いが
作り上げた今の社会のしくみに対して、
その中で養われた価値観について、
大変多くの疑問を感じているというだけなのだ。
何かを変えようと思って男達は知恵をしぼって力を得ようと動いた。
長い長い月日が経ち、その力で何を変えたかったのかという本来の目的が隠れてしまい、
その偉大なる男性性という力はただの権力闘争を生み、
エゴに餌を与えるだけの力の奪い合いになってしまった。
そんなの私のスタイルじゃない!
そんな力に抵抗する私の目を大きく開かせたのは、
いつの時代もそんな力争いの中で立ち上がった多くの女性たちだった。
レヴォルーション娘たちである。
彼女たちのファイティング・スタイルはなんとも美しく爽快であった。
そんな彼女たちを一気に集合させることで、彼女たちから勇気をもらいながら、
私は自分のスタイルというものを探してみたくなった。
女性の中だけではなく、
男性の中にも棲んでいる
女神たちのささやきが止まらない。。。
後ろに一歩さがる撤退の美学、
何がなんでも守り抜くという母の強さ、
受け入れるという女の身体の構造が知る知恵。。。
そんな力が、社会を取り巻く今のわけの分からぬ
へんてこりんな空気を一掃してくれるんじゃないかと、
そんな確信が私にはある。
見切り発車で始った7/7のREVOKO開戦宣言から約2ヶ月、
蝶々がヒラヒラと飛びながら粉を振りかけるようにREVOKOの破片を振りまいた。
さて、今後の課題はまだまだたくさんある。
でも、あの時NYの道ばたで私の脳みそを撃ち抜いた
The RammellzeeのSURE SHOT!
そんな一撃を撃ってみたいと思いながら、
「What is your fighting style?」と問い続けていこうと思うのだ。
私のREVOKO道はまだまだ始ったばかり♥
2009/08/18
2009/08/17
2009/08/14
u are what to...
it is said a lot that YOU ARE WHAT TO EAT, but i reckon it is also important
LOUISE BOURGEOIS
2009/08/12
dig some more Frida?
2009/08/11
mad hatters-REVOKOの身だしなみ
2009/08/09
BROOKLYN FOOD COOP
2009/08/07
poetry beggar
なんでもお金に換算してしまう現在の世の中のしくみ。味気ない。。。を通り越して怖くなる時がある。電子マネーなんてものも出てきて、なにがなんだか分からなくなってしまう。貨幣経済飛び越えてデーター経済の中で生きているの私達?それってどういうこと?「便利」の一言だけでいろんなものを忘れちゃうなら、私不便でもいい!本当にそう思うのだ。(なので私の日常生活はけっこう不便にできている)しかもそれって本当に便利なの?
とにかく私は何事にも実感していたい性分なようで、お金を稼ぐ実感、お金を払う実感、、、実感できなけりゃどうにも動けないのだ。。。実際に感じる感情とは心の底から出てくるものなのだから、お金すら姿を消して全てデーター化されてしまったら私はもっともっと困るだろう。データーマネーからちゃんと心を感じ取れるだろうか?データーマネーの先に心はあるのかしらん?
なんだか相変わらずとりとめのない文章で申し訳ないが、今日の最後にこぼれ話を一つ。
生涯ずっと真面目に商売を営んでいた私のおじいちゃんは、その日の売り上げのお札すべてにアイロンをかけていた。「お金にも種類がある」という。「いろんな思いを持ったお金がある。それをすべてきれいに伸ばしてまたここからお金を出していく。それがお金を回すということだ」身内ながらおじいちゃんはいい事を言ったと思う。そのお金には祈りがある。生きる為のお金。決してお金の為に生きているのではない。