2009年9月10日木曜日

Patti Smith-Dream Of Life


遅ればせながら
Patti Smithの映画Dream Of Lifeを見に行ってきた。

監督のSteven Sebring
とても繊細な緊張と緩和のさじ加減を図りながら
一人の女が紡いだストーリーに寄り添った。
先を行くでもなく後を追うでもなく
中に無理矢理入り込むこともなく
彼女の在るがままを映したような映画だった。

彼女はときどき5歳児のような笑顔を見せる
そうかと思えば
美しく走る馬のような20代のつややかな命を見せつけ
迷いの消えかかる40代の真っすぐな視線を向けては
60代のそこにいる彼女が
なにものにも媚びない
空に浮かぶ雲のような笑顔で笑いかける

やわらかい真綿につつまれた
強くブレない心

彼女に耳打ちされた言葉が蘇る
「私の人生はずっとAdjustmentの連続だった」

逃げないでいる為に
何度こぶしを握りしめたのだろう

私は彼女に一番美しくみえる姿勢で
丁寧におじぎをせずにはいられない

哀しみを置き去り、楽しむことを選んだ彼女は言う
「小さなことがとても大事なの」

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